ミランに所属するベルギー代表MFシャルル・デ・ケテラーレは、アタランタへの期限付き移籍に近づいているようだ。5日、イタリアメディア『スカイ』が報じた。


 報道によると、ミランとアタランタは、300万ユーロ(約4億7000万円)のレンタル料、2200万ユーロ(約34億円)の買い取りオプション、400万ユーロ(約6億3000万円)のボーナスでクラブ間合意に達した模様。あとはデ・ケテラーレからの「sì(イタリア語でイエス)」を待つだけだという。

 現在22歳のデ・ケテラーレは、クラブ・ブルッヘの下部組織出身。2019年9月にトップチームデビューを果たすと、すぐさま頭角を表し、ベルギーリーグ3連覇などに貢献した。

 2022年夏、移籍金3550万ユーロ(約55億円)でミランに完全移籍。元ブラジル代表MFカカ氏の“再来”として大きな期待が寄せられたが、2022-23シーズンは公式戦40試合の出場で先発13回、0ゴール1アシストと不完全燃焼に終わった。


 ミランはオファー次第でデ・ケテラーレを1年で売却すると報じられており、アストン・ヴィラ、PSV、レアル・ソシエダなども獲得に名乗りを挙げていた。最終的にアタランタが争奪戦を制すことになりそうだ。