14日に行われたラ・リーガ開幕節で本拠地『ジビタス・メトロポリターノ』にグラナダを迎え入れたアトレティコ・マドリード。前半終了間際にFWアルバロ・モラタが先制点を挙げると、1-1で迎えた67分にFWメンフィス・デパイが追加点。さらに後半アディショナルタイムには、MFマルコス・ジョレンテがダメ押しとなる3点目を決める。試合はこのまま3-1で終了し、“ロヒブランコス”は開幕白星スタートを切った。
今夏の移籍市場で強化した最終ラインの安定もあり、政権13年目の幕開けを勝利で飾ったシメオネ監督は「この試合における困難を乗り越え、勝ち始めることが重要。開幕節では、ホームで勝利したチームは2つだけだったからね」と開幕戦の難しさを強調した。
一方で、前半7分には主将MFコケが負傷退場するアクシデントに見舞われた。同試合では弱冠20歳のMFパブロ・バリオスが代役を務めたが、次節以降については「彼に起こったことが起こらないことを願っていたけど、シーズンは長いんだ。もし誰も来なければ、バリオスか、(アクセル・)ヴィツェルのプランBもある。特に彼(バリオス)はずっとそこでプレーしてきた」としつつ、「プレシーズンの時点ですでに気に入っていたよ。リズムがよく、フレッシュで、とてもいいプレーをしていた」と好印象を抱いているようだ。
またシメオネ監督は、FWジョアン・フェリックスにも言及。
2020-21シーズン以来となるラ・リーガ優勝に向けて、スタートダッシュを成功させたいアトレティコ・マドリードの次戦は20日、敵地でベティスと対戦する。