名古屋グランパスは27日、柏レイソルからMF椎橋慧也を完全移籍で獲得したことを発表した。

 1997年6月20日生まれの椎橋は現在26歳。
ピンチの芽を摘める“潰し屋”は、2016年にベガルタ仙台でプロキャリアを始めると、2021年に柏レイソルに加入。1年目から定位置を確保すると、今シーズンは公式戦40試合に出場するとともに、天皇杯準優勝にも大きく貢献している。

 まず椎橋は、在籍3シーズンで公式戦通算113試合に出場した柏レイソル退団に伴い、クラブ公式サイトでコメントを残している。

「このたび、名古屋グランパスに移籍することになりました。柏での3年間、日立台での圧倒的なホームの雰囲気の中、サッカーをやれたことに誇りを感じますし、とても幸せでした。サッカー選手としていろんな方々に支えていただき、人としても成長させてもらえたかと思います。
正直すごく悩んでこの決断に至りましたが、次は対戦相手として日立台でプレーできるように頑張ります。3年間本当にありがとうございました」

 また、名古屋グランパスに完全移籍加入する椎橋は、クラブ公式サイトで意気込みを示している。

「柏レイソルから移籍してきました、椎橋慧也です。名古屋グランパスの一つでも多くの勝利に貢献できるように、日々全力尽くして頑張りたいと思います」