今シーズンに日本体育大学からヴァンフォーレ甲府に正式入団した三浦は、公式戦32試合に出場し3アシストを記録するなど、攻撃的な左サイドバックとして台頭。
育成年代ではボランチを本職とし、日本体育大学在学中に左サイドバックへとコンバートされた三浦。攻撃的なサイドバックとしての評価を高める同選手は「特徴は推進力。味方を使いながら、(パスを)当てて出して自分が出て行くこと、長い距離を走ることです。そういった部分は左サイドバックだと生きる」としつつ、「やっぱり、サイドバックが個で剥がすというのは、中々見ないことと思います。
また、J2リーグからの“飛び級”については「最初は正直めちゃくちゃ驚きましたが、あまりJ2、J1は気にしていません。入ったからにはやろう、と切り替えられてます。判断とかスピード感のあたりは、やっぱり早いです。それでも、自分の良さを少しは出せた。縦への突破やスピード感、球際の強度という部分はやれると思いました」と強調。
来年1月のAFCアジアカップカタール2023前最後の強化試合となる元日のタイ戦。アピールに成功すれば、カタール行きも見えてくる三浦は「やっぱり練習で、お客さんにならないこと。しっかりギラギラしたところを見せて、自分の特徴を出して、よくコミュニケーションも取れば、その先も見えてくると思います」と闘志を燃やしている。
生き残りを懸けた“ラスト・サバイバル”となる元日のタイ戦は、14時にキックオフを迎える。