ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉にプレミアリーグ勢から関心が寄せられているようだ。17日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 現在26歳の板倉は、川崎フロンターレの育成組織出身。2018シーズンに期限付き移籍加入したベガルタ仙台で評価を高めた。2019年1月に100万ユーロ(約1億6000万円)ほどの移籍金でマンチェスター・シティに完全移籍を果たしたものの、トップチームでの出場機会はなく、そのままフローニンゲンへの期限付き移籍で2シーズン半を過ごした。

 2021-22シーズンはレンタル先のシャルケで1部昇格に貢献。しかし、シャルケは財政的な問題で板倉を買い取ることができず、2022年夏に移籍金500万ユーロ(約8億円)でボルシアMGに完全移籍した。今シーズンは足首の負傷で10月中旬以降は戦列を離れていたものの、ここまで公式戦8試合の出場で2ゴールを決めるなど、センターバックの主力として活躍している。


 そんな板倉の現行契約は2026年6月30日までとなっているものの、契約には今夏から有効となる1000~1500万ユーロ(約16~24億円)の契約解除条項が付随している模様で、今夏の去就には注目が集まっている。

 すでにリヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督や、トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が板倉に関心を示しており、両クラブが今夏の同選手獲得に向けて動く可能性を指摘されているが、果たして遠藤航(リヴァプール)、三笘薫(ブライトン)、冨安健洋(アーセナル)に続いて板倉もプレミアリーグでプレーすることになるのだろうか。