今回の報道によると、キム・スンギュはアジアカップ開催地のカタールでのトレーニング中に右ひざを負傷。MRI検査を経て、右ひざ前十字じん帯断裂と診断されたという。この大ケガにより、キム・スンギュは韓国代表チームからの離脱が決定したようだ。現時点でKFA(韓国サッカー協会)からは正式に発表されていないものの、現在は帰国日を調整している段階とのこと。チームを離脱して治療に専念することとなった。
母国開催の1960年大会以来、16大会ぶりにアジアの頂を目指す韓国代表は、15日に行われたグループE第1節でバーレーン代表と激突。
現在33歳のキム・スンギュは、過去に蔚山現代、ヴィッセル神戸、柏レイソルでプレー。現在はアル・シャバブの正GKに君臨し、今季もサウジ・プロフェッショナル・リーグ(SPL)全19試合でゴールマウスを守っている。また、2013年8月にデビューを飾った韓国代表では、これまでにFIFAワールドカップ3大会連続、アジアカップ2大会連続でメンバー入り。
実績十分のGKの大ケガは、ユルゲン・クリンスマン監督が率いる韓国代表だけでなく、所属クラブのアル・シャバブにとっても大打撃となるだろう。なお、前述の韓国メディアによると、アジアカップ次節のヨルダン代表戦では、FIFAワールドカップロシア2018で正GKを務めたチョ・ヒョヌが起用される見通しだ。
【ハイライト動画】韓国代表、バーレーンを下しアジア杯白星発進