連覇に向けて連勝スタートを目指す神戸は、汰木康也と佐々木大樹の得点でジュビロ磐田を破った前節と同じ先発11人。
前半、神戸は柏の出足の鋭い守備に苦戦し、敵陣深い位置で決定的な場面は生み出せない。それでも、柏のターンではゴール前で集中した守りを貫き、試合はスコアレスで折り返す。
33分に汰木が相手との接触プレーで負傷交代していた神戸は、51分にもアクシデントが発生。佐々木が筋肉系トラブルを訴え、武藤嘉紀との交代でピッチを後にした
運動量が落ちるにつれて次第にオープンな展開となるなか、84分に柏が一瞬の隙を突いて試合の均衡を破る。
追いかける展開となった神戸は終盤攻勢を強めたものの、最後まで1点が遠い。後半アディショナルタイム3分に酒井高徳のクロスに合わせたジェアン・パトリッキのヘディングシュートは惜しくも枠の右へ外れ、1分後には大迫勇也の枠をとらえたシュートが相手GK松本健太に阻まれた。
試合はこのまま終了し、神戸は今季初黒星、柏は今季初白星となった。次節は9日に行われ、神戸は敵地でFC東京、柏は敵地で磐田と対戦する。
【スコア】
ヴィッセル神戸 0-1 柏レイソル
【得点者】
0-1 84分 木下康介(柏)
【ゴール動画】柏、一瞬のほころびを見逃さずに木下康介が決勝弾!