横浜FCは21日、2023シーズン限りで現役を引退した松井大輔氏が4月1日より、横浜FCサッカースクールのコーチに就任することを発表した。

 1981年5月11日生まれの松井は現在42歳。
鹿児島実業高校を卒業後、2000年に京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)でプロキャリアをスタート。その後はル・マンやサンテティエンヌ、グルノーブル、ディジョンなどフランスの複数クラブ、ロシアやポーランド、ブルガリア、ベトナムのクラブを渡り歩き、ジュビロ磐田や横浜FCでもプレーし、日本代表としても南アフリカW杯に出場するなど通算31出場を記録した。

 2021年9月からはY.S.C.C.横浜のフットサルチームに所属し、2022年にはY.S.C.C.横浜のサッカーチームにも加わって“二刀流”にも挑戦。2023シーズンは選手兼コーチの役割を担っていたが、2023年12月にY.S.C.C.横浜との契約満了が発表され、今年2月に現役引退を発表していた。

 新たに横浜FCサッカースクールのコーチに就任することが決定した松井氏はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「横浜FCファミリーのみなさん、ごぶさたしております。
松井大輔です。この度、横浜FCフットボールアカデミーサッカースクールのコーチに就任することを決めました。自分が日本代表や海外リーグで得た経験を次世代を担う子どもたちへ伝えていくことで、日本サッカー界や横浜FCの更なる発展や強化に貢献できればと思います。『あの選手は松井大輔が育てた!』そんな選手が一人でも多く、世界を舞台に活躍してくれるよう自分の持てるものすべてを指導に注ぎたいと思います。みなさん、よろしくお願いします」