クラブ一筋の“バンディエラ”にして、シメオネイズムの体現者でもあるキャプテンが新たな契約にサインした。
現在32歳のコケはボランチを主戦場とするプレーヤー。アトレティコ・マドリードの下部組織で育つと、2009年9月に弱冠17歳にしてトップチームデビューを飾った。その後は中盤の主軸に成長すると、豊富な運動量と正確無比のパス精度、卓越した戦術眼を武器に、ディエゴ・シメオネ監督率いるチームの“心臓”として活躍。
『マルカ』によると、愛するクラブとの契約延長が発表されたコケは、次のように喜びを語ったという。
「現在、このクラブは最も輝かしい時間を過ごしている。まるで我が家のようなこのクラブを去る機会は何度かあったが、僕はそれを望まなかった。最高ののタイミング、そして一番楽しいと感じている時に、ここを去るなんて考えられない。最も困難な瞬間に立ち会わなければならないが、同時に良い瞬間を楽しむ方法を知ることもできる。
「実質的に、現役引退するまでこのクラブでプレーし続けられるような双方にとって良い合意に達することができた。アトレティは僕の人生なんだ」
【動画】アトレティコは主将コケとの契約延長を発表!