ともに連勝を目指す“オリジナル10”同士の対決。
試合の均衡が破れたのは54分、横浜FMが先制に成功する。まずはアンデルソン・ロペスが右足で放ったボレーシュートが相手DFにブロックされると、続けてエウベルのシュートも阻まれる。そしてそのこぼれ球に反応した永戸勝也が押さえの効いた一撃を放ち、ボールは相手GKランゲラックの股の間を抜けてゴールに突き刺さった。
1点リードの横浜FMは75分、加藤蓮と畠中槙之輔の交代を用意すると、同時に渡辺皓太も負傷してプレー続行不可能となり、急きょ山根陸の投入を準備。
そして後半アディショナルタイム2分、名古屋が逆転に成功する。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得すると、キッカーの山中亮輔が直接ゴール左上に突き刺した。
試合はこのまま終了し、名古屋は2連勝、横浜FMは2試合ぶりの黒星で今季2敗目となった。次節は4月3日に行われ、名古屋は敵地で北海道コンサドーレ札幌と、横浜FMはホームで川崎フロンターレと対戦する。
【スコア】
名古屋グランパス 2-1 横浜F・マリノス
【得点者】
0-1 54分 永戸勝也(横浜FM)
1-1 77分 森島司(名古屋)
2-1 90+2分 山中亮輔(名古屋)
【ゴール動画】名古屋、森島司が見事なループシュートで同点弾