現在16歳のエステヴァンは左利きの右ウインガーで、そのプレースタイルがアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)と似ていることから、“メッシーニョ(小さなメッシ)”の愛称で親しまれる。
エステヴァンを巡っては、レアル・マドリード加入が内定しているパルメイラス所属のブラジル代表FWエンドリッキ、バルセロナ所属のブラジル代表FWヴィトール・ロッキに続く新たな“宝石”として、複数のヨーロッパビッグクラブが関心を示しているとされている。
そんなエステヴァンは、11日に行われたコパ・リベルタドーレス2024グループF第2節パルメイラス(ブラジル)とリベルプール(ウルグアイ)の試合にスタメン出場。66分に左サイドからのセンタリングを頭で合わせゴールを決めると、「先輩」のエンドリッキと抱き合って喜んだ。
試合後、エステヴァンはクラブ公式Xで「神様のおかげで初ゴールが決められた。これから決める多くのゴールの第一歩という形になればいいよね。感情があふれ、泣きそうになったよ。
さらにエステヴァンは、パルメイラスを指揮するアベル・フェレイラ監督と並び、試合後の記者会見に出席。監督から試合前に「ボールが逆サイドにあるとき、センターフォワードとしてすべきことを考えるんだ」と、アドバイスをもらっていたことがゴールにつながったと明かした。
一方、フェレイラ監督は活躍を見せたエスタヴァンを称賛しつつも、「若い選手たちは良くやってくれたが、マスコミが言うことに気をつけて欲しい。地に足をつけ、バランスを取って欲しいんだ。旅は長いし、称賛と批判の間の境界線は常に薄い。
【動画】コパ・リベルタドーレスでエステヴァンが決めたゴール