シャビ監督は今年1月の記者会見で今季限りでバルセロナの指揮官を退任することを発表していた。しかし、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』のクラブ関係者への取材によれば、シャビ監督は退任の意向を撤回し、現行契約が満了する2025年夏までバルセロナで指揮を執ることに合意したようだ。
24日に行われたクラブの理事会の後、バルセロナのスポーツディレクターを務めるデコ氏は、シャビ監督とオスカル・エルナンデス助監督とともに、クラブのトレーニング施設(シウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペール)で会談を実施。
この会談後、3人はジョアン・ラポルタ会長の家に行き、ラファ・ユステ副会長、クラブに影響力を持つアレハンドロ・エチェバリア氏とともに話し合いの場を設けた。そして、2時間ほど詳細を話し合ったあと、現行契約が終了する2025年6月までの続投で合意したようだ。
その後、フロントのジョアン・ソレル氏、エンリク・マシップ氏、ボージャン・クルキッチ氏も会議に参加。
なお、同紙はラポルタ会長は25日にクラブのメディアに登場し、シャビ監督の続投について説明する予定だとしている。