欧州コンペティションにおけるプレミアリーグ勢唯一の勝ち残りとなったアストン・ヴィラ(イングランド)は、本拠地『ヴィラ・パーク』にオリンピアコス(ギリシャ)を迎えた。
その後、52分にムサ・ディアビのゴールで追い付いたホームチームだったが、56分にエル・カービにハットトリックとなるPKを沈められ、再び勝ち越しを許す。67分にサンティアゴ・ヘッツェに4点目を決められると、ドウグラス・ルイスのPK失敗もあり点差を詰めることができず。試合はこのまま2-4で終了し、オリンピアコスが敵地で先勝に成功した。
昨シーズンのファイナリストであるフィオレンティーナ(イタリア)は本拠地『アルテミオ・フランキ』でMF本間至恩が所属するクラブ・ブルッヘ(ベルギー)と対戦。
後半に入り61分、クラブ・ブルッヘのラファエル・オニェディカ・ンワディケにこの日2枚目のイエローカードが提示され退場に。しかし、数的不利となったアウェイチームは63分にイゴーリ・チアゴが値千金の同点ゴールをマーク。そのままタイスコアで迎えた90+1分、フィオレンティーナは途中出場のムバラ・エンゾラがネットを揺らし、土壇場で勝ち越しに成功した。試合は3-2で終了し、フィオレンティーナが2シーズン連続の決勝進出へ王手をかけた。
ECL準決勝ファーストレグの試合結果は以下の通り。なお、セカンドレグは現地時間8日と9日に、ホームとアウェイを入れ替えて行われる。
◼︎ECL準決勝1stレグ
フィオレンティーナ 3-2 クラブ・ブルッヘ
アストン・ヴィラ 2-4 オリンピアコス