ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)準決勝セカンドレグの2試合が9日に開催された。

 敵地で4-2と先勝していたオリンピアコスはホームでアストン・ヴィラと対戦。
10分にアユブ・エル・カービのゴールで先制に成功すると、78分にもエル・カービが追加点を挙げ、2-0で勝利し、初の決勝進出を果たした。一方、欧州大会ではプレミアリーグ勢唯一の勝ち残りを果たしていたアストン・ヴィラだったが、ここで敗退となった。

 準決勝もう1試合では昨シーズンのファイナリストであるフィオレンティーナとMF本間至恩が所属するクラブ・ブルッヘが対戦。3-2でフィオレンティーナが先勝して迎えた一戦は20分にハンス・ヴァナケンのゴールでクラブ・ブルッヘが先制したものの、85分にルーカス・ベルトランがPKを決めてフィオレンティーナが追いつき、1-1で試合終了。2試合合計4-3で勝利したフィオレンティーナが、2シーズン連続の決勝進出を果たした。なお、本間はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。


 この結果、今季のECL決勝の対戦カードはフィオレンティーナとオリンピアコスに決定。決勝は5月29日にキプロスのラルナカにある『AEKアレナ』で開催される。

■ECL準決勝・セカンドレグ
オリンピアコス(ギリシャ) 2-0(2試合合計6-2) アストン・ヴィラ(イングランド)
クラブ・ブルッヘ(ベルギー) 1-1(2試合合計3-4) フィオレンティーナ(イタリア)