ジュピラー・プロ・リーグ プレーオフ2第7節が3日に行われ、ウェステルローとシント・トロイデン(STVV)が対戦した。

 STVVでは、日本代表GK鈴木彩艶と同MF伊藤涼太郎が先発。
DF小川諒也は58分から途中出場した。なお、MF藤田譲瑠チマとMF山本理仁は、同日に行われたU-23アジアカップ決勝に出場したため不在。元日本代表FW岡崎慎司は負傷欠場した。

 8分、伊藤がSTVVに先制点をもたらす。ペナルティエリア手前でパスを受けると、右足を振り抜いて鋭いシュートを放つ。相手GKはボールに触ったものの止めることができず、ボールはゴールに吸い込まれた。


 しかし、32分にジョーダン・ボスの強烈な一撃でウェステルローに追いつかれると、STVVは後半開始早々に逆転を許してしまう。それでも69分、STVVが試合を振り出しに戻す。伊藤が敵陣中央から針の穴を通すような縦パスを供給。これを受け取ったアドリアーノ・ベルタッチーニは飛び出してきた相手GKをかわし、右足でゴールへ流し込んだ。

 後半アディショナルタイムの終盤、小川にアクシデントが発生。空中でヘディングした後に着地を失敗して右手首を負傷し、STVVは残り時間を10人で戦うことになった。
試合は2-2のまま終了し、STVVは直近5試合で3分2敗と勝利から遠ざかっている。

 次節は12日に行われ、STVVはメヘレンと対戦する。


【試合ハイライト動画】伊藤涼太郎が1G1A ウェステルロー 2-2 シント・トロイデン