煌びやかな“花の都”のお膝元の、パリジャンの夢はまたしても破れた。チャンピオンズリーグ(CL)・準決勝にまで勝ち上がったパリ・サンジェルマン(PSG)の次なる相手はドルトムント。敵地でのファーストレグを0-1で落としてしまうと、勝利が必須となったセカンドレグでも、31本のシュートを放ちながら度々枠に嫌われ、反対にドルトムントに数少ないチャンスをものにされた。2戦合計スコア0-2。悲願のビッグイヤーは遠かった。
試合後、「ドルトムントおめでとう。
また、エンリケ監督は「チームのプレーには満足している。真のスピリットを示したからね。全てを出し尽くしたチームと、信じられないほど素晴らしかったサポーター。今後もこの団結を続けたい」としつつ、「もちろん、改善すべき点はあるし、それは来シーズンの課題になるだろう。
期待が寄せられていた3冠の可能性が潰えたPSGは今後、クープ・ドゥ・フランスのタイトル獲得を目指すことに。リヨンとの決勝戦は25日に行われるが、すでに優勝を決めたリーグ・アンとの国内2冠でシーズンを締め括れるのだろうか。