エールディヴィジのアヤックスは24日、来シーズンからフランチェスコ・ファリオーリ氏がクラブの指揮官に就任することを発表した。

 現在35歳のファリオーリ氏は、母国イタリアの3部リーグや4部リーグに所属するクラブなどでGKコーチを務め、2017-18シーズンからは当時クラブを率いていたロベルト・デ・ゼルビ監督の打診を受けてベネヴェントのGKコーチに就任。
同監督に帯同する形で2018年から2020年まではサッスオーロで指導した。2020-21シーズンにはスュペル・リグ(トルコ1部)のアランヤスポルでアシスタントコーチに就任すると、2021年3月に31歳の若さで同リーグに所属するファティ・カラギュムリュクの指揮官に就任。以降はアラニヤスポルの監督を経て、2023年6月からニースを率いていた。

 就任1年目ながら、ニースを今季のリーグ・アンで5位に導いたファリオーリ氏は、新たにアヤックスの指揮官に就任。同氏はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「アムステルダムに来ることができてとても嬉しい。
他のスタッフメンバーと一緒に熱心に取り組んでいく。私たちは基本に立ち返り、アヤックスの象徴とつながることを望んでいる。また、ポジティブな方法で新しいエネルギーをもたらしたい。やるべきことがたくさんあるのは承知しているが、私たちは時間を無駄にしたくないし、すでに準備は始めている。アヤックスをあるべき姿に戻すために、今シーズンの開幕に向けて準備を進めたい」