今大会の初戦となったサルフォード・シティ(4部)との3回戦を大勝で突破し、13年連続となる4回戦への勝ち抜きを決めたマンチェスター・シティ。
試合は16分にレイトン・オリエントがスコアを動かす。中盤でボールを持った相手に対して複数の選手が激しくプレス。マンチェスター・シティ側はファウルを主張したもののプレーは続行となり、遠い位置からジェイミー・ドンリーが右足を一振り。シュートはクロスバーに弾かれたが、跳ね返ったボールがGKシュテファン・オルテガに当たってゴールイン。幸先よく先制に成功した。
対するアウェイチームも56分に同点弾をマーク。マンチェスター・シティが左サイドでコーナーキックを獲得すると、キッカーを務めたオマル・マーモウシュが短いリスタートを選択する。ボールを受けたジャック・グリーリッシュがボックス内に運び、複数のマーカーを引きつけながらマイナスのパスを供給。ペナルティエリア手前でリコ・ルイスがミドルシュートを放つと、ボールがアブドゥコディル・フサノフに当たってゴールへと吸い込まれた。
すると、79分に途中出場のケヴィン・デ・ブライネが違いを見せつける。マンチェスター・シティがボールを繋ぎながら相手を押し込むと、ジョン・ストーンズが左サイドで待つグリーリッシュへと展開。ドリブルで運びながら前線をうかがい、最終ラインの背後に右足で浮き球のスルーパスを送る。走り出したデ・ブライネが裏へと抜け出すと、難しい体勢からダイレクトでシュート。ボールはGKの脇を通過しながらネットを揺らし、大きな逆転弾をマークした。
結局、そのまま試合は2-1で終了し、マンチェスター・シティが辛勝。FAカップ4回戦からの勝ち抜きを決めた。
【スコア】
レイトン・オリエント 1-2 マンチェスター・シティ
【得点者】
1-0 16分 オウンゴール(レイトン・オリエント)
1-1 56分 アブドゥコディル・フサノフ(マンチェスター・シティ)
1-2 79分 ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)