京都は開幕節でファジアーノ岡山にJ1初勝利を献上。
序盤は京都が押し込む時間が続いたものの、チャンスを生かせずに先制点を奪えない。前半途中からは浦和も徐々に敵陣でのチャンスを増やし始め、オープンな展開となる。すると前半アディショナルタイム2分、京都のマルコ・トゥーリオが左からのクロスに頭で合わせてゴールネットを揺らす。ホームチームがリードで折り返すかに思われたが、トゥーリオがヘディングの際に相手DFを背後から押していたとして、岡部拓人主審はオンフィールドレビューの末に得点を取り消した。
スコアレスで折り返すと、60分に京都が正真正銘の先制点を獲得する。ペナルティエリアの手前で味方の横パスを引き出した福岡慎平が、ゴール前へ柔らかい浮き球を供給。ボックス中央で待ち構えていたラファエル・エリアスが頭で合わせて押し込んだ。
73分、浦和が試合を振り出しに戻す。スルーパスにチアゴ・サンタナが抜け出すと、敵陣中央まで飛び出してきた相手GKをかわし、無人のゴールへと流し込んだ。
その後も一進一退の攻防が続く。
次節は26日に行われ、京都は敵地で神戸と、浦和は敵地で湘南ベルマーレと対戦する。
【スコア】
京都サンガF.C. 1-1 浦和レッズ
【得点者】
1-0 60分 ラファエル・エリアス(京都)
1-1 75分 チアゴ・サンタナ(浦和)
【ゴール動画】京都はエリアス、浦和はサンタナが今季初得点!