2025明治安田J1リーグ第2節が22日に行われ、京都サンガF.C.と浦和レッズが対戦した。

 京都は開幕節でファジアーノ岡山にJ1初勝利を献上。
浦和は連覇中の王者ヴィッセル神戸を苦しめたものの、スコアレスドローに終わって白星発進ならず。ともに今季初勝利を目指して激突した。

 序盤は京都が押し込む時間が続いたものの、チャンスを生かせずに先制点を奪えない。前半途中からは浦和も徐々に敵陣でのチャンスを増やし始め、オープンな展開となる。すると前半アディショナルタイム2分、京都のマルコ・トゥーリオが左からのクロスに頭で合わせてゴールネットを揺らす。ホームチームがリードで折り返すかに思われたが、トゥーリオがヘディングの際に相手DFを背後から押していたとして、岡部拓人主審はオンフィールドレビューの末に得点を取り消した。

 スコアレスで折り返すと、60分に京都が正真正銘の先制点を獲得する。ペナルティエリアの手前で味方の横パスを引き出した福岡慎平が、ゴール前へ柔らかい浮き球を供給。ボックス中央で待ち構えていたラファエル・エリアスが頭で合わせて押し込んだ。

 73分、浦和が試合を振り出しに戻す。スルーパスにチアゴ・サンタナが抜け出すと、敵陣中央まで飛び出してきた相手GKをかわし、無人のゴールへと流し込んだ。

 その後も一進一退の攻防が続く。
終盤は再び京都が浦和のゴールを何度か脅かしたが、相手GK西川周作の好セーブ連発に阻まれて勝ち越しの1点は奪えない。試合はこのまま終了し、ともに今季初白星はお預けとなった。

 次節は26日に行われ、京都は敵地で神戸と、浦和は敵地で湘南ベルマーレと対戦する。

【スコア】
京都サンガF.C. 1-1 浦和レッズ

【得点者】
1-0 60分 ラファエル・エリアス(京都)
1-1 75分 チアゴ・サンタナ(浦和)


【ゴール動画】京都はエリアス、浦和はサンタナが今季初得点!
 



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