ホームのアトレティコ・マドリードはミッドウィークのバルセロナ戦(コパ・デル・レイ)から2選手を変更。
試合は序盤から一進一退の攻防が続く。アトレティコ・マドリードがジュリアーノ・シメオネを起点にゴールに迫れば、対するアスレティック・ビルバオも両サイドに配したウィリアムス兄弟を使って攻撃を仕掛けるが、両チームとも得点を奪えないまま前半は終了した。
後半に入ると、アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が積極的に選手交代を敢行。マルコス・ジョレンテ、フリアン・アルバレス、アンヘル・コレアといった選手を送り出すと、この采配が的中する。66分、右サイドのジョレンテからボックス中央へダイアゴナルなパスが送られ、裏に抜け出してパスを受けたアルバレスが冷静にゴール右へと流し込んだ。
1点を追いかけるアスレティック・ビルバオも果敢にゴールを狙うと、75分にセットプレーから途中出場のベニャト・プラドスが頭で狙ったシュートが右ポストに阻まれ、セカンドボールを拾ったイニャキ・ウィリアムスの強烈なシュートもクロスバーを叩く。82分にもイニャキがボックス手前からゴールを狙ったが、DFの足に当たったボールは再びクロスバーに嫌われた。
結局、試合は1-0のまま終了となり、勝利を収めたアトレティコ・マドリードが同日の試合で敗れたレアル・マドリードと試合のなかったバルセロナをかわし、暫定ながら首位に浮上。良い雰囲気のままミッドウィークに行われるチャンピオンズリーグのマドリード・ダービーに臨む。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 1-0 アスレティック・ビルバオ
【得点者】
1-0 66分 フリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)
【動画】フリアン・アルバレスが抜け目のない動きから3戦連発!