ボーンマスに所属するU-21スペイン代表DFディーン・ハイセンに対し、複数のクラブが関心を寄せているようだ。6日、『スカイスポーツ』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。


 現在19歳のハイセンはセンターバック(CB)を主戦場とするプレーヤーで、ユヴェントスの下部組織出身。2023年10月にトップチームデビューを飾ると、その後はローマへのレンタルを経て、昨年夏にボーンマスへ活躍の場を移した。今シーズンはここまで公式戦通算25試合に出場し2ゴールをマークするなど、アンドニ・イラオラ監督率いるチームの主軸に定着。A代表への選出経験はないものの、U-21スペイン代表では6試合に出場している。

 報道によると、レアル・マドリードがハイセンの動向を注視しているとのこと。“白い巨人”は今夏の移籍市場でのCBの補強を検討しており、アーセナル所属のフランス代表DFウィリアン・サリバやリヴァプール所属の同DFイブライマ・コナテらへの関心が噂されているが、今シーズン好調のボーンマスで印象的な活躍を見せるハイセンにも興味を示しているようだ。

 また、リヴァプールも現行契約が6月末で満了となるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの将来的な後継者として、ハイセンに関心を寄せている模様。さらにはアーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドといったプレミアリーグの名門は軒並み獲得に興味を示しており、今夏の移籍市場で争奪戦が勃発する可能性もあるようだ。

 一部ではボーンマスとの契約に5000万ポンド(約95億円)の解除条項が付随しているとも報じられているハイセン。果たして今夏にステップアップを果たすのだろうか。各クラブの今後の動向に注目が集まる。
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