現在37歳のフェルトンゲンは、2006年8月にアヤックスでトップチームデビュー。ヴァールヴァイクへのレンタル移籍を挟みつつ主力選手として活躍し、2012年7月にトッテナムへと完全移籍で加わった。8年間の在籍で公式戦通算315試合出場12ゴール6アシストをマークするなど守備陣を支え、2020年8月からはベンフィカでプレー。2022年9月からは35歳で自身初の母国リーグ挑戦を決意し、ベルギーの名門アンデルレヒトで活躍している。
昨年7月にベルギー代表からの引退を発表したフェルトンゲンは、今季ここまで公式戦5試合に出場。負傷の影響もあり、満足なプレータイムを得られずに2024-25シーズンを過ごしていた。そんななか、25日に同選手は今季終了後の現役引退を発表。「今シーズン限りで引退することは、ずっと前から決めていた」と明かしつつ、「負傷していた数カ月の間、じっくりと考える時間があった。その結果、自分が目指すレベルであと1年プレーするのは無理だと明確になった。両足首とアキレス腱の慢性的な痛みが、それを不可能にしてしまった。新年を迎えた頃には、もう改善しないと悟ったよ」と引退の理由を説明した。
また、フェルトンゲンは家族とのあるエピソードを告白。