アーセナルに所属するイングランド代表MFデクラン・ライスが、レアル・マドリード戦で決めた自身のFKについて振り返った。9日、イギリス『イブニング・スタンダード』が同選手のコメントを伝えている。


 アーセナルは8日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のファーストレグでレアル・マドリードと対戦した。前半はスコアレスで折り返したものの、後半に3点を奪ったアーセナルが勝利。セカンドレグに向けて大きなアドバンテージを得た。

 そしてライスは、この重要な一戦でキャリア初となる2本のフリーキックを決める活躍を見せた。58分に壁の外側を巻くシュートで先制点を奪うと、続く70分には、名手ティボー・クルトワと同サイドに強烈なシュートを沈めている。

 試合後、『アマゾンプライム』のインタビューに応じたライスは、フリーキックのシーンについて以下のように回答。その時の判断で直接ゴールを狙ったことを明らかにした。

「練習では何度も壁にぶつけたり、バーを越えたりしていたんだ。最初はクロスを上げるつもりだったけど、壁とGKの位置が見えた。そして『とにかくやってみよう』と、思ったんだ。ブカヨ(サカ)も『感じてやってみなよ』と言ってくれたよ」

 また2本目に関しては「自信があった」と振り返りつつ、「壁が高いと感じ、バーを越えるリスクがあると思った。そして壁とGKを見て、『もう一度打ってみよう』と考えたんだ」と語った。



【動画】ライスが直接フリーキックで2得点!





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