この試合ではFC東京の15歳MF北原槙がトップチームで公式戦初先発。
試合では場内がざわつくほどきわどい強烈なミドルシュートを放つなどしたが、「自分は左右両足で蹴れますし、遠いところからでもシュートレンジであることが特徴でもあったので、決めきれなかったことは実力不足なので、練習しないといけないと思います」と自身に矢印を向け、「自分にできることは、がむしゃらに頑張って、人一倍、2倍、3倍、頑張る、走る、ボールを受ける、得点することもそうですし、他の選手よりも何か上のもの、違いを残さないとメンバー入りも見えてこないので、練習しかないです」と続けた。
FC東京の松橋力蔵監督は北原について「そろそろスタート、90分でどれくらいできるかの期待もありました」と、練習などのパフォーマンスを含めての起用理由を語った一方、「まだまだ、もっとできる選手だと思うので、もう少し時間も必要」と期待を寄せつつ、長い目で見ていくことの大切さも説いた。監督の評価を聞いた北原は「まだまだできるというのはその通りですし、監督からの評価は受け入れないといけません。もっと違いを出せましたし、得点できる場面もありました。次の出場機会があれば、連続してチャンスはなかなか来ないと思うので、その1回で違い、結果、数字を残すかが大事なので、次の出場機会を得ることができれば、絶対に残したいです」と、結果にこだわる姿勢を見せている。
【動画】まだまだ初々しい? 北原槙がサポーターと勝利の喜び