現在36歳の権田は、FC東京やサガン鳥栖、ポルティモネンセ(ポルトガル)などでもプレーし、2022シーズンからは清水エスパルスに在籍。
正GKを務めたFIFAワールドカップカタール2022以降、日本代表選出から遠ざかる権田は、2026年のW杯メンバー入りを目指し、海外挑戦を決意。正GKの負傷で緊急補強を要していたデブレツェニと、3月末に契約を結んだ。
加入後2試合はベンチを温めていた権田だが、19日のネムゼティ・バイノクシャーグI(リーグ戦)第28節ZTE戦で先発の機会が訪れる。権田は時折好セーブを披露したものの、今季リーグ最多失点の守備陣は耐えきれずに3失点。それでも、デブレツェニは終盤に勝ち越す劇的な展開で4-3の打ち合いを制し、降格圏から脱出した。
権田は試合後に自身の公式Instagramを更新し「昨年末からこの試合まで僕の事をサポートしてくれた全ての人に心から感謝を伝えたいです。やっとスタートラインに立てました。あとは前に進むだけ!」と、デビューの喜びと今後への意気込みを示した。
【ハイライト】デブレツェニ 4-3 ZTE