前節、アルビレックス新潟を2-1で破り、クラブ史上初のJ1首位に立った京都。
試合は序盤の15分に動く。京都は右サイドのタッチライン際で粘った川﨑颯太が中央へ斜めのボールを入れると、松田天馬のボールキープから、落としを受けた原大智がペナルティエリア手前から左足一閃。狙い澄ました一撃を突き刺し、原の待望の今季初ゴールで、京都が先手を取る。
だが、後半に入ると立ち上がりの49分、横浜FCが反撃へ。敵陣左サイドへの大きなサイドチェンジから、山田康太からの落としを受けた福森晃斗がアーリークロスを蹴り込むと、ファーサイドで山根永遠が頭で折り返し、最後はゴール前へ顔を出したルキアンがダイレクトでねじ込む。このゴールで、試合は振り出しに戻った。
京都もこのまま引き下がらない。70分、右サイドでボールを持った須貝英大が中央へ浮き球のボールを供給すると、フリーになった原が頭でつなぐ。ボックス右でこのボールを受けた奥川雅也が、胸トラップからの切り返しで福森を抜き去り、最後は左足でゴールネットを揺らす。奥川の2試合連続ゴールで、京都が勝ち越しに成功した。
最終的には奥川のゴールが決勝弾となり、京都が2-1で勝利。金曜開催のホームゲームを白星で飾り、首位の座を堅持した。
次節は29日に行われ、鹿島は敵地で横浜FCと、名古屋はホームで柏レイソルと、/京都は敵地でガンバ大阪と、横浜FCはホームで鹿島アントラーズと、/それぞれ対戦する。
【スコア】
京都サンガF.C. 2-1 横浜FC
【得点者】
1-0 15分 原大智(京都サンガF.C.)
1-1 49分 ルキアン(横浜FC)
2-1 70分 奥川雅也(京都サンガF.C.)
【ゴール動画】原大智が1G1A!奥川雅也は2戦連発!