CDナシオナル(ポルトガル1部)に所属するU-23日本代表MF山田楓喜が、移籍後初得点を記録した。

 2025年1月に京都サンガF.C.からの期限付き移籍でナシオナルに加わった山田は、リーガ・ポルトガルBetclicでここまで6試合に先発出場し、2アシストを記録していた。
3日の第32節ヴィトーリア・デ・ギマランイス戦ではベンチスタートになると、2点ビハインドの72分から途中出場を果たした。

 すると73分、山田がいきなり結果を残す。味方のスルーパスに抜け出してペナルティエリア内に侵入。得意の左足でゴール右下隅へと流し込んだ。

 しかし、ナシオナルの反撃は実らず、そのまま1-2で敗れた。ナシオナルは3試合未勝利で18チーム中13位に位置しているが、2部との入れ替え戦に出場する16位以上は確定している。

 現在23歳の山田は京都の育成組織出身で、期限付き移籍により東京ヴェルディでもプレーした経験を持つ。精度の高い左足を武器に、世代別代表でも活躍し、2024年夏に行われたパリ・オリンピックにも出場した。
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