2025明治安田J1リーグ第15節が7日に行われ、FC町田ゼルビアと京都サンガF.C.が対戦した。
昇格初年度で優勝争いに絡み、今シーズンのさらなる飛躍が期待されている町田。
序盤から両チームが攻め合う展開に。町田は昌子源らが精度の高いロングボールを前線に蹴り込み、サイドに起点を作ったところからオ・セフンがフィニッシュに持ち込む。一方の京都は後方から丁寧にパスを繋ぎながらチャンスをうかがう。随所で球際の激しい攻防が続く中、京都は原大智がプレー続行不可能となり、24分に奥川雅也と交代。対する町田も中山雄太が相手選手との接触プレーで脳震盪となり、35分に望月ヘンリー海輝との交代を余儀なくされた。
すると39分、林幸多郎の左サイドからのロングスローを岡村大八が頭で逸らし、投入されたばかりの望月がゴールへ押し込む。町田が得意の形で先制点を奪った。対する京都は45+1分、セットプレーのこぼれ球を拾った福田心之助がボックス手前まで切り込み、最後は右足を一閃。
後半の立ち上がりは一進一退の攻防が続く。51分、素早いカウンタープレスでボールを奪うと、西村拓真がボックス手前中央から強烈なミドルシュートを放つもわずかに枠の上へ。一方、1点ビハインドの京都は徐々にセカンドボールを拾えるようになり、ハーフタイムに投入された川﨑颯太が頻繁にボールに絡みながらチャンスをうかがう。しかし、町田も昌子を中心に粘り強い守備を披露し、決定的な形を作らせない。
それでも73分、京都が試合を振り出しに戻す。最前列の長沢駿が競り勝ったところから右サイドのスペースへ展開し、福田と奥川雅也の2人で数的優位を作る。奥川がボックス内深い位置から柔らかく折り返すと、これに平賀大空が頭で合わせてネットを揺らした。追い付かれた町田は81分、右サイドのスペースに抜け出した藤尾翔太の折り返しに林が飛び込んだが、枠を捉えたシュートはGK太田岳志にセーブされる。
このまま試合終了かと思われた90+5分、京都が人数をかけて攻め込むと、最後はこぼれ球に反応した福田が左足で強烈なシュートを突き刺し逆転に成功。土壇場で決勝点が生まれ、試合は1-2で終了した。次節は11日に行われ、町田はアウェイで清水エスパルスと、京都はホームで名古屋グランパスと対戦する。
【スコア】
FC町田ゼルビア 1-2 京都サンガF.C.
【得点者】
1-0 39分 望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)
1-1 73分 平賀大空(京都サンガF.C.)
1-2 90+5分 福田心之助(京都サンガF.C.)
昇格初年度で優勝争いに絡み、今シーズンのさらなる飛躍が期待されている町田。
最初の9試合を5勝2分2敗で終えて首位に立ったものの、その後は5試合で4敗と急失速し、順位を暫定10位まで落としている。対する京都はここまで7勝3分5敗という成績を収め、上位に食い込むなど好調を維持。しかし、直近5試合で3敗を喫するなど、シーズンが中盤に差し掛かる中やや失速気味となっている。ともに復調のために白星が欲しい一戦となる。
序盤から両チームが攻め合う展開に。町田は昌子源らが精度の高いロングボールを前線に蹴り込み、サイドに起点を作ったところからオ・セフンがフィニッシュに持ち込む。一方の京都は後方から丁寧にパスを繋ぎながらチャンスをうかがう。随所で球際の激しい攻防が続く中、京都は原大智がプレー続行不可能となり、24分に奥川雅也と交代。対する町田も中山雄太が相手選手との接触プレーで脳震盪となり、35分に望月ヘンリー海輝との交代を余儀なくされた。
すると39分、林幸多郎の左サイドからのロングスローを岡村大八が頭で逸らし、投入されたばかりの望月がゴールへ押し込む。町田が得意の形で先制点を奪った。対する京都は45+1分、セットプレーのこぼれ球を拾った福田心之助がボックス手前まで切り込み、最後は右足を一閃。
強烈なシュートは枠を捉えたが、GK谷晃生のビッグセーブに阻まれ同点とはならなかった。
後半の立ち上がりは一進一退の攻防が続く。51分、素早いカウンタープレスでボールを奪うと、西村拓真がボックス手前中央から強烈なミドルシュートを放つもわずかに枠の上へ。一方、1点ビハインドの京都は徐々にセカンドボールを拾えるようになり、ハーフタイムに投入された川﨑颯太が頻繁にボールに絡みながらチャンスをうかがう。しかし、町田も昌子を中心に粘り強い守備を披露し、決定的な形を作らせない。
それでも73分、京都が試合を振り出しに戻す。最前列の長沢駿が競り勝ったところから右サイドのスペースへ展開し、福田と奥川雅也の2人で数的優位を作る。奥川がボックス内深い位置から柔らかく折り返すと、これに平賀大空が頭で合わせてネットを揺らした。追い付かれた町田は81分、右サイドのスペースに抜け出した藤尾翔太の折り返しに林が飛び込んだが、枠を捉えたシュートはGK太田岳志にセーブされる。
このまま試合終了かと思われた90+5分、京都が人数をかけて攻め込むと、最後はこぼれ球に反応した福田が左足で強烈なシュートを突き刺し逆転に成功。土壇場で決勝点が生まれ、試合は1-2で終了した。次節は11日に行われ、町田はアウェイで清水エスパルスと、京都はホームで名古屋グランパスと対戦する。
【スコア】
FC町田ゼルビア 1-2 京都サンガF.C.
【得点者】
1-0 39分 望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)
1-1 73分 平賀大空(京都サンガF.C.)
1-2 90+5分 福田心之助(京都サンガF.C.)
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