ブライトンが元イングランド代表MFジェイムズ・ミルナーとの契約延長を画策しているようだ。13日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。


 現在39歳のミルナーはこれまでリーズやニューカッスル、アストン・ヴィラ、マンチェスター・シティで活躍し、2015年夏に加入したリヴァプールでは8年間で公式戦通算332試合に出場。2023年夏からは日本代表FW三笘薫も所属するブライトンでプレーしており、プレミアリーグでの通算出場試合数は歴代単独2位の「637」に上る。

 今シーズンはハムストリングの負傷の影響もあり、ここまで公式戦3試合の出場に留まっているミルナー。現行契約は6月末で満了となるが、来シーズンもブライトンの一員としてプレーする可能性があるようだ。

 今回の報道によると、ブライトンは今後の計画についてミルナーの代理人と協議の場を設けており、契約延長の可能性についても話し合っているとのこと。クラブとしては、ミルナーのトップレベルでの豊富な経験や多才さ、ピッチ内外での発信力を高く評価しており、ファビアン・ヒュルツェラー監督2年目となる来シーズンもチームに留めておきたいと考えているようだ。また、選手兼コーチという役割が与えられる可能性もあると報じられている。

 仮に契約延長となれば、元イングランド代表MFギャレス・バリー氏が持つ「653試合」というプレミアリーグ歴代最多出場記録更新への期待も膨らむミルナー。果たして来年1月に40歳となる“鉄人”は今夏にどのような決断を下すのだろうか。
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