トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、負傷者の現状について言及し、スウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキがUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝を欠場することを明かした。15日、イギリス『スカイスポーツ』が同指揮官のコメントを伝えている。


 クルゼフスキは、11日に行われたクリスタル・パレス戦で先発出場を果たしたが、19分に負傷交代を余儀なくされた。そして14日に右ヒザ蓋骨の手術を受けたことが明らかになると、ポステコグルー監督は15日、以下のようにコメント。21日に開催されるEL決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦での欠場が確定した。

「残念な知らせだ。当初は、それほど深刻ではなく、かなりいい状況だと思っていたが、翌日に事態は急変した。手術を受けたことで、数カ月間はプレーできないと思う。(復帰時期に関しては)今後の進捗を確認する必要がある」

 続けて、足首を負傷している同国代表MFルーカス・べリヴァルの状況にも言及。2日には「今シーズン残りの試合は欠場することになるだろう」と話していたが、再び「しばらく時間はかかる」と語り、EL決勝への出場は極めて難しいようだ。

 また前節復帰を果たしたキャプテンのソン・フンミンについては、「明日は間違いなく出場するだろう」と、16日に行われるアストン・ヴィラ戦の出場を示唆。「先発するか途中出場するかはわからないが、より多くの出場時間を与えるのは理にかなっている」と語っている。
編集部おすすめ