マンチェスター・シティに所属するスペイン代表MFロドリが、20日に控えたプレミアリーグ第37節ボーンマス戦のメンバーに入ったようだ。スペインメディア『アス』が同日付で報じている。


 ロドリは2023-24シーズン、マンチェスター・シティを前人未到のプレミアリーグ4連覇へ導き、スペイン代表としてもEURO2024で優勝を経験。個人としても2024年のバロンドールを受賞するなど、充実のシーズンを過ごした。

 だが、2024-25シーズン開幕直後、9月22日に行われたプレミアリーグ第5節アーセナル戦(2-2)で負傷交代すると、その後の検査で右ひざのじん帯損傷が判明。以降はこれまで離脱を強いられており、今季の公式戦出場試合数はわずか「3」にとどまっていた。

 先月下旬にはイギリスメディア『スカイスポーツ』によって、全体トレーニングへの合流を果たしたことが伝えられたものの、依然として公式戦のピッチでその姿を見せることは叶っていない。一時は、6月14日から7月13日まで開催されるFIFAクラブワールドカップ2025での復帰が現実的と見られていたが、今回の報道によると、今季のプレミアリーグ閉幕を待たずに、マンチェスター・シティの背番号16がピッチに戻ってくるかもしれない。

 直近の数週間にわたってグループ練習を続けてきたロドリは、既にメディカルチームからの“ゴーサイン”が出ており、復帰は時間の問題と見られている。そして今回、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、ボーンマス戦に向けたメンバーとしてロドリを招集した模様。スタメンでプレーする可能性は限りなく低いと予想されるが、“試運転”でわずかな時間プレーする可能性は排除できないだろう。

 なお、ボーンマス戦に向けた前日会見で、ロドリの状態について問われたグアルディオラ監督は、「様子を見るしかない。調子が良くなっている選手もいて、ロドリもその一人だ。彼は日に日に良くなっている」と返答。
起用するか否かについては明言を避けていた。

 果たして、ボーンマス戦に向けたマンチェスター・シティのスカッドに、ロドリの名前は含まれているだろうか。同試合は日本時間で20日の28:00(21日の4:00)にキックオフを迎える。
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