マンチェスター・シティは28日、アシスタントコーチを務めるフアン・マヌエル・リージョ氏とイニゴ・ドミンゲス氏が契約満了に伴い退団することを発表した。

 2024-25シーズンは極度の不振に陥り、FAコミュニティシールド以外のタイトルを逃したマンチェスター・シティ。
ジョゼップ・グアルディオラ監督との契約は2027年6月末まで延長することがシーズン途中に発表されたが、指揮官を支えてきたスタッフがクラブを去ることとなった。アシスタントコーチの後任については追って発表される見通しとなっている。

 リージョ氏はスペインでの指導経験豊富な59歳。チリ代表とセビージャでホルヘ・サンパオリ監督のアシスタントコーチを務めた後、アトレティコ・ナシオナルを経て2018年10月にヴィッセル神戸の監督に就任。2019年4月に退任するまで16試合で指揮を執り、6勝6分4敗という成績を収めると、2020年6月にマンチェスター・シティのアシスタントコーチに就任した。一時はアル・サッドを率いるためクラブを離れたが、2023年夏に復帰し現在に至る。

 ドミンゲス氏はスペイン出身の46歳。アトレティコ・ナシオナルや神戸、青島海牛、アル・サッドでリージョ氏のアシスタントコーチを務め、2023年夏からマンチェスター・シティでグアルディオラ監督を支えていた。

 また、2021年夏からコーチングスタッフを務めていたカルロス・ビセンス氏もマンチェスター・シティを離れることに。同氏についてはポルトガルの名門ブラガの監督に就任する見込みと明かされている。

 マンチェスター・シティは退団する3名に向けて「マンチェスター・シティ一同、フアンマ(リージョ氏)、イニゴ、カルロスの今後の活躍を心から祈っている。また、クラブの輝かしい成功に貢献してくれたことに感謝している」とメッセージを送っている。

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