ガラタサライに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンが、サウジアラビアのアル・ヒラルと合意したようだ。6日、イタリアメディア『スカイ・イタリア』が伝えている。


 現在26歳のオシムヘンは、昨年9月にナポリからガラタサライにローン移籍。今季は公式戦47試合に出場して37ゴール8アシストという活躍でガラタサライをスュペル・リーグ(トルコ1部)優勝と国内カップ戦のテュルキエ・クパス優勝に導き、自身もリーグ得点王に輝いた。

 移籍市場に精通するジャーナリストのアルフレード・ペドゥラ氏によると、新たにアル・ヒラルの指揮官に就任したシモーネ・インザーギ監督が、オシムヘンと直接連絡を取ったとのこと。また、アル・ヒラルはオシムヘンに対して年俸3000万ユーロ(約50億円)+ボーナスという条件でオファーを提示して合意に達したと伝えられている。

 一方で、クラブ間では合意していないようだ。アル・ヒラルはナポリに移籍金7000万ユーロ(約116億円)という条件を提示したものの、ナポリ側は契約解除金に相当する7500万ユーロ(約124億円)を要求しているという。

 昨年夏にもサウジアラビアのアル・アハリと合意していたとされるオシムヘン。しかし、クラブ間の交渉が決裂して移籍は叶わなかった。今夏の移籍市場ではクラブ間の合意に至るのか、注目が集まる。


【動画】オシムヘンがハットトリック達成! vsアンタルヤスポル


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