現在25歳の遠藤は、2018年に特別指定選手として日テレ・ベレーザ(現:日テレ・東京ヴェルディベレーザ)に登録され、翌年に正式加入を果たした。
パリ・オリンピック2024での活躍が期待されていながら、昨年2月のトレーニングキャンプ中に左前十字じん帯損傷の大ケガを負い欠場を余儀なくされた遠藤。同年9月にはエンジェル・シティFCとの契約を2027年まで延長し、以降は負傷からの復帰を目指してリハビリに専念していた。
そんななか、エンジェル・シティFCは遠藤が負傷者リストから外れたことを発表。クラブ公式サイトの声明によると、同選手は7日に開催されるNWSL第11節のシカゴ・レッドスターズ戦から出場可能となり、約1年4カ月ぶりの復帰に近づいていると明かした。
同クラブのメディカル&パフォーマンス部門で副代表を務めるサラ・スミス氏は、「純は復帰に向けて本当に懸命に努力してきた。彼女の“自分自身のため、チームメイトのため、そしてファンのためにプレーしたい”という強い思いは、毎日のように感じられた。彼女の復帰は、彼女自身の努力とそれを支えた素晴らしいメディカルチームとトレーニングスタッフの尽力の賜物だ」とコメントしている。