トッテナムは8日、同クラブに所属するウェールズ代表DFベン・デイヴィスとの契約を延長したことを発表した。

 デイヴィスとトッテナムの契約は今年6月30日をもって満了を迎える予定となっていたが、同契約には1年間の延長オプションが付随しており、今回の延長は同オプションを用いてのものだと伝えられている。
つまり、新契約期間は2026年6月30日までの1年間となっている。

 デイヴィスは1993年4月24日生まれの現在32歳。スウォンジーのアカデミー育ちで、デンマークのヴィボーへのレンタル移籍を経験しながら、2012年8月にトップチームデビューを飾った。初年度から左サイドバックの主力として活躍し、2014年夏にはトッテナムへ完全移籍加入。2024-25シーズンで在籍11年目に突入しており、これまでに公式戦通算358試合出場9ゴール26アシストを記録。現在の在籍選手では、韓国代表FWソン・フンミンに次ぐ2番目に多い公式戦出場数をマークしている。

 また、2012年10月にデビューを飾ったウェールズ代表としても長きにわたって主力に君臨しており、EURO2016では母国のベスト4入りに貢献。その他、EURO2020やFIFAワールドカップカタール2022などの国際舞台も経験しており、国際Aマッチ通算で95試合出場に出場して3ゴールを挙げている。

 2024-25シーズンのトッテナムは、プレミアリーグでは最終的に17位と、苦しすぎるシーズンを過ごしたが、ヨーロッパリーグ(EL)では決勝でマンチェスター・ユナイテッドを1-0で破り、41年ぶり(※前身大会のUEFAカップを含む)通算3度目の優勝を達成した。シーズン終了後の今月7日には、アンジェ・ポステコグルー監督の解任を発表。後任は現時点で決まっていないものの、イギリス『アスレティック』など複数のメディアによると、ブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督が最有力ではないかと報じられている。


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