ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、UEFAネーションズリーグ(UNL)決勝における交代の真相を明かした。9日、フランスメディア『フット・メルカート』がコメントを伝えている。


 UNL決勝が8日に行われ、ポルトガル代表とスペイン代表が対戦した。試合は21分にスペイン代表のマルティン・スビメンディが先制点をマーク。ポルトガル代表は5分後にヌーノ・メンデスの得点で追いついたものの、前半終了間際にミケル・オヤルサバルから勝ち越し弾を奪われてしまう。それでも61分、C・ロナウドが準決勝に続いて2試合連続となるゴールを記録。結局、2-2のまま突入した延長戦でも決着はつかず、PK戦にまでも連れた激闘の末にポルトガル代表がUNL制覇を達成した。

 自身にとって代表通算138ゴール目を挙げ、母国を大会史上初となる2度目の優勝に導いたC・ロナウド。しかし、今回の大一番では87分に突如ピッチ上で座り込み、そのまま医療スタッフに付き添われて交代を余儀なくされた。

 試合後のインタビューに応じたC・ロナウドは、「ウォーミングアップの時点で、すでに(痛みを)感じていた。ずっと前から感じていたことだ。でも、代表のためなら足を骨折してでもプレーする」と告白。続けて「それほどに価値のあるタイトルだからね」と強攻出場に至った理由を明かしつつ、「だから僕はプレーし、自分の全力を尽くした。できる限りのことをしたよ。
そしてゴールも決めたんだ」と力強く語っている。
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