トッテナムは、ブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督と条件面などで合意に達したようだ。10日、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏などが一斉に報じている。


 トッテナムは、6日にアンジェ・ポステコグルー監督の解任を発表。就任して2年目のポステコグルー監督は今季、ヨーロッパリーグ(EL)を制覇してクラブに17年ぶりとなる主要タイトルをもたらした。一方で、リーグ戦ではクラブワーストタイとなる22敗を喫し、プレミアリーグ17位で終えた。

 これまでもフランク監督が後任候補の最有力であると報じられてきた。ロマーノ氏は、決まり文句「here we go!」と共にフランク監督がトッテナムと条件面やスタッフについて合意に達したと報道。また、フランク監督とブレントフォードの契約は2027年6月までとなっており、トッテナムが同監督を招へいする場合は契約解除金として1000万ポンド(約20億円)を支払うことになるようだ。

 一方で、イギリスメディア『スカイ・スポーツ』は、フランク監督とトッテナムとの間で完全な合意には至っていないとしている。ただし、フランク監督は就任に前向きであると指摘しており、古巣トッテナムとの交渉は今後も続くとしている。

 現在51歳のフランク監督は、世代別のデンマーク代表やブレンビーの監督を歴任したあと、2016年12月に当時ブレントフォードを率いていたディーン・スミスッ監督のアシスタントコーチに就任。2018年10月からブレントフォードの監督に就任すると、当時チャンピオンシップ(2部)に所属していたブレントフォードをプレミアリーグ昇格に導き、今季はプレミアリーグ10位で終えた。


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