日本代表は10日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選第10節でインドネシア代表と対戦し、6ー0で快勝を収めた。この試合で2ゴールを記録した鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)が試合後のインタビューに応じた。


 5日に行われたオーストラリア代表戦では最終予選で初黒星を喫した日本代表。キャプテンとしてプレーした鎌田は悔しさを滲ませた中、インドネシア戦でも先発出場を果たした。

 前半45分間のプレーとなった鎌田だが、15分には三戸舜介のクロスをヘディングで合わせて先制ゴールを記録すると、2ー0で迎えた前半アディショナルタイムには久保建英からのパスを受けてドリブルでボックス内に侵入し、最後はループシュートでネットを揺らした。

 2ゴールという結果を残した鎌田は「2点目はタケ(久保建英)がうまく前を向いて、良いところにスルーパスが出てきたので、あとは相手DFがどんどんドリブルがしやすい方向に行ってくれたので、冷静に入れるだけでした」とコメント。2点目のゴールを振り返った。

 45分間のプレーとなったが、チームは後半にも3点を加えて6ー0と圧勝。オーストラリア戦と比較し「前回のオーストラリア戦での反省点を踏まえ、(佐野)海舟がより6番ではなく8番的なポジションで前に攻撃参加する形をとっていて、うまく僕やタケにボールが入った時に海舟がうまく追い越す動きを入れてくれたり、いいタイミングで入ってくれたり、すごくいいコンビネーションができたのではないかと思います」と、チーム内での連携面が上がっていることにも触れている。

 この先、7月にE-1選手権を戦い、9月にはアメリカ遠征など1年後に控えているワールドカップへの強化が進んでいく。鎌田は「アジアの戦いとヨーロッパ、ワールドカップに出場するようなチームとの戦いはまた全然違ったものになると思うので、試合を重ねるごとに自分たちの問題点や課題がたくさん出てくると思うので、チーム一丸となって戦って、その都度出てくる課題を克服していけたらいいなと思います」と、しっかりとチームとして成長していけるような1年にしていきたいと意気込みを語った。


【動画】久保建英のパスから鎌田大地が技ありループシュート!


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