現在22歳のヴィルツは2020年1月にレヴァークーゼンの下部組織へ加入し、同年5月にトップチームデビューを飾った。
そんなヴィルツの現行契約は2027年6月30日までとなっており、バイエルンやマンチェスター・シティなどからも関心が寄せられていたものの、すでに個人合意に至っていていることも報じられているリヴァプールと交渉が進展していることが明らかになっていた。
そんななか、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、リヴァプールがついにレヴァークーゼンと追加オプションなどを含め、総額1億5000万ユーロ(約249億円)の移籍金で口頭合意に至ったという。今後はメディカルチェックを受けた後に正式発表されることが見込まれている。
なお、総額1億5000万ユーロという移籍金はリヴァプール史上最高額であるとともに、ブンデスリーガにとっても史上最高額の売却になるほか、プレミアリーグとしても総額1億1500万ポンド(約225億円)となる可能性のある移籍金で2023年夏にブライトンからチェルシーに加入したエクアドル代表MFモイセス・カイセドを上回り、ヴィルツが英国史上最高額の選手になりそうだ。