マンチェスター・シティで一時代を築いた司令塔が、初挑戦となるセリエAでキャリアの新たな章をスタートさせる。
現在33歳のデ・ブライネは母国のヘンクの下部組織出身で、2008-09シーズンにトップチームデビューを飾った。その後はブレーメン、チェルシー、ヴォルフスブルクを経て2015年夏にマンチェスター・シティへ完全移籍加入。初年度から16ゴール13アシストをマークすると、翌年夏に就任したジョゼップ・グアルディオラ監督の下で攻撃の主軸としてチームを牽引し、約10年間で公式戦通算422試合出場108ゴール177アシストという成績を残した。
マンチェスター・シティでは合計18個ものタイトルを獲得し、2022-23シーズンにはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を経験。そのほか、プレミアリーグで6度、FAカップで2度、EFLカップ(国内カップ戦)で5度、FAコミュニティシールドで3度、FIFAクラブワールドカップで1度トロフィーを掲げた。