ナポリは12日、ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネがフリートランスファーで加入することを発表した。

 マンチェスター・シティで一時代を築いた司令塔が、初挑戦となるセリエAでキャリアの新たな章をスタートさせる。
デ・ブライネに対してはメジャーリーグ・サッカー(MLS)やサウジ・プロフェッショナルリーグからオファーが届いていた模様だが、選手本人がヨーロッパでのキャリア継続を希望。スクデットを奪還したナポリに加入することとなった。

 現在33歳のデ・ブライネは母国のヘンクの下部組織出身で、2008-09シーズンにトップチームデビューを飾った。その後はブレーメン、チェルシー、ヴォルフスブルクを経て2015年夏にマンチェスター・シティへ完全移籍加入。初年度から16ゴール13アシストをマークすると、翌年夏に就任したジョゼップ・グアルディオラ監督の下で攻撃の主軸としてチームを牽引し、約10年間で公式戦通算422試合出場108ゴール177アシストという成績を残した。

 マンチェスター・シティでは合計18個ものタイトルを獲得し、2022-23シーズンにはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を経験。そのほか、プレミアリーグで6度、FAカップで2度、EFLカップ(国内カップ戦)で5度、FAコミュニティシールドで3度、FIFAクラブワールドカップで1度トロフィーを掲げた。
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