2024-25シーズンは極度の不振に陥り、FAコミュニティ・シールド以外のタイトルを逃したマンチェスター・シティ。雪辱を期す新シーズンに向けて今夏の移籍市場では積極的な動きを見せており、ここまで元イングランド代表GKマーカス・ベッティネッリ、アルジェリア代表DFラヤン・アイト・ヌーリ、オランダ代表MFタイアニ・ラインデルス、フランス代表FWラヤン・シェルキの4名を獲得している。
報道によると、マンチェスター・シティはさらなる補強に向けて動いており、ローゼンボリに所属するU-21ノルウェー代表MFスヴェレ・ニーパンとの交渉が進展しているようだ。すでにクラブ間で合意間近となっており、個人的な条件がまとまれば移籍が成立する見込みとのこと。マンチェスター・シティが支払う移籍金は、エリテセリエン(ノルウェーリーグ)史上最高の売却額となる可能性もあるという。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、マンチェスター・シティの提案には同じシティ・フットボール・グループ(CFG)傘下のジローナへの1年間のレンタル移籍が含まれているとのこと。最終的な合意に向けて、クラブ間交渉は今後も続く見込みだ。
2006年12月19日生まれで現在18歳のニーパンは、ボランチや中盤の攻撃的ポジションを主戦場とするプレーヤー。2021年1月に母国の名門ローゼンボリの下部組織に加入すると、翌年11月に15歳でトップチームデビューを飾った。2023シーズンから主力に定着し、ここまで公式戦通算70試合で14ゴール11アシストをマーク。世代別のノルウェー代表でも活躍しており、アーセナルやアストン・ヴィラも獲得に興味を示していた。