現在20歳のテルは、2021年8月にレンヌでプロデビューを飾った。
しかし、ヴァンサン・コンパニ監督が就任した2024-25シーズンは出場機会を得られず、2025年2月からトッテナムに期限付き移籍。1000万ユーロ(約17億円)のレンタル料で加入した“スパーズ”では、公式戦20試合に出場して3ゴールを記録した。
トッテナムは24-25シーズンのヨーロッパリーグ(EL)を制したものの、リーグ戦の不振を受けてアンジェ・ポステコグルー前監督を解任し、ブレントフォードをプレミアリーグに定着させたトーマス・フランク新監督を招へい。フランク新監督がテルの残留に同意したこともあり、移籍金3500万ユーロ(約58億円)でテルの加入が実現した。
トッテナムと2031年夏までの契約を結んだテルは、現在チームメイトのウィルソン・オドベールとともに、UEFA U-21欧州選手権に出場している。