アル・アハリは2023年夏からチームを率いるマティアス・ヤイスレ監督の下、2024-25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリートを制した。ヤイスレ監督との契約は2026年夏まで残されているものの、同監督はアル・アハリが提示した複数の新契約オファーを断っており、契約延長交渉は難航している。
また、ライプツィヒもヤイスレ監督の招へいを検討しており、同監督の去就は不透明な状況だ。アル・アハリは今夏に監督交代が行われる可能性に鑑み、複数の新監督候補者をリストアップ。その一人であるポステコグルー氏とはすでに接触しており、元バルセロナのシャビ氏も候補者に挙がっているという。
ポステコグルー氏は横浜F・マリノスやセルティックなどを経て、2023年夏からトッテナムを指揮。2024-25シーズンのヨーロッパリーグを制して“スパーズ”に17年ぶりのメジャータイトルをもたらしたものの、プレミアリーグでは17位と低迷し、シーズン終了後に解任されていた。
現役時代にバルセロナで活躍したシャビ氏は、2019年夏から約2年間カタールのアル・サッドを指揮。2021年11月から古巣バルセロナを率いると、2022-23シーズンにラ・リーガ制覇を成し遂げたが、2024年夏に退任。以降はフリーが続いている。