現在34歳のギュンドアンはニュルンベルクとドルトムントを経て2016年夏にマンチェスター・シティへ加入し、チームの中心選手として数々のタイトル獲得に貢献。2023年夏にはフリーでバルセロナへ移籍したが、わずか1年で復帰し、2024-25シーズンは公式戦50試合で3ゴール7アシストをマークした。クラブ通算では公式戦通算354試合に出場し、63ゴール46アシストという成績を残している。
現行契約が2026年6月末までとなっているギュンドアンだが、今夏にトルコへ移籍する可能性が浮上しているという。『スカイスポーツ』が報じたところによると、最多25度のスュペル・リグ(国内リーグ)制覇を誇る名門ガラタサライが獲得に興味を示しているとのこと。選手自身は現在開催中のFIFAクラブワールドカップ2025に全力を注いでおり、現時点で交渉は行われていないが、大会終了後に何らかの動きが見られるかもしれない。
ガラタサライは今夏の移籍市場でドイツ代表FWレロイ・サネをフリートランスファーで獲得。FIFAクラブワールドカップ2025にはバイエルンの一員として参戦中だが、プレシーズンにて合流予定だ。サネと同じくドイツ代表で活躍し、トルコにルーツを持つギュンドアンも獲得することになるのだろうか。ガラタサライの今後の動向に注目が集まる。
なお、マンチェスター・シティは今夏にベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネ(現:ナポリ)が退団したが、ミランからオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス、リヨンからフランス代表MFラヤン・シェルキを獲得し、中盤の補強に成功している。