アーセナルがイングランド代表DFマイルズ・ルイス・スケリーとの契約延長に近づいているようだ。15日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。


 2024-25シーズンはルイス・スケリーにとって飛躍の一年となった。アーセナルのアカデミーで育った18歳は昨年9月のマンチェスター・シティ戦でトップチームデビューを飾ると、日本代表DF冨安健洋やイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリが負傷離脱した影響もあり、左サイドバック(SB)の主力に定着。ミケル・アルテタ監督がSBに求める複数のタスクを卒なくこなし、プレミアリーグ3年連続2位に終わったチームで大きなインパクトを放った。

 最終的には公式戦39試合に出場し1ゴール2アシストをマークし、今年3月にはトーマス・トゥヘル監督率いるイングランド代表に初招集。今やヨーロッパで最も注目を集めている若手選手の一人と言っても過言ではない。

 アーセナルはそんなルイス・スケリーとの契約延長を画策中。直近ではレアル・マドリードからの関心も噂されていたが、交渉は順調に進んでおり、アーセナルは新契約締結への自信を深めているという。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、アーセナルとルイス・スケリーの交渉がすでに進んだ段階まで到達しており、残留が確実視されていると伝えている。

 なお、アーセナルはブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスと新たな長期契約を締結したほか、ガーナ代表MFトーマス・パルティとの契約延長交渉も進行。さらにアンドレア・ベルタSD(スポーツディレクター)はイングランド代表FWブカヨ・サカやフランス代表DFウィリアン・サリバとの契約延長に向けても動いていることが報じられている。
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