三菱重工浦和レッズレディースに所属するMF塩越柚歩が、日テレ・東京ヴェルディベレーザに完全移籍することが決定した。16日、クラブ公式サイトが伝えている。


 現在27歳の塩越は浦和レッズレディースジュニアユースや浦和レッズレディースユースを経て、2016年にトップチーム昇格を果たした。浦和一筋でプレーし、リーグ戦は通算134試合出場で17ゴールをマーク。2020年になでしこリーグのベストイレブンに選出されると、2024年もWEリーグのベストイレブンに選出された。また、東京オリンピックにも出場するなど、なでしこジャパンとして通算6試合出場で2ゴールを記録している。

 完全移籍が決定した塩越は三菱重工浦和レッズレディースのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「三菱重工浦和レッズレディースを応援してくださるすべてのみなさまへ 今シーズンを持ちましてチームを離れ、日テレ・東京ヴェルディベレーザに移籍することを決めました。ファン・サポーターのみなさん、急なご報告となり、直接ご挨拶できず申し訳なく思っています」

「ジュニアユースに加入してから15年レッズで育ってきた私にとって、この決断は決して簡単なことではなく、たくさん悩み、考え、強い覚悟を持って決めました。私をここまで大きくさせてくれたクラブにはとても感謝しています。そして、浦和のエンブレムを通して出会えたすべての方々に感謝しています。本当にありがとうございました」

「どんな時も後押ししてくれるファン・サポーターのみなさん、いつもご支援いただいているパートナー企業のみなさん、クラブに関わるすべてのみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。そして日本一のサポーターのみなさんの前でプレーできたことが本当に幸せでした」

「一緒に喜び合う瞬間、どんな時でも前を向かせてくれる瞬間、一瞬一瞬が最高で幸せな瞬間でした。私は愛と笑顔に溢れたレッズファミリーが大好きです。
このクラブでプレーし、得たすべての経験は、私にとって大事な大事な宝物です。大きく成長した姿をお見せできるように新しい環境で頑張りたいと思います。レッズレディースに関わる全てのみなさま、本当にありがとうございました!」

 そして、加入する日テレ・東京ヴェルディベレーザのクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。

「みなさん、はじめまして。この度、日テレ・東京ヴェルディベレーザに加入することになりました塩越柚歩です。歴史あるクラブの一員となりプレーできることを嬉しく思います。タイトル獲得のために自分自身の全てを出して闘います。応援よろしくお願いします!」
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