現在32歳のタレミは母国のペルセポリスやカタールのアル・ガラファ、ポルトガルのリオ・アヴェなどを経て、2020年夏にポルトへ完全移籍。2021-22シーズンのリーグ優勝に貢献した。2022-23シーズンにはリーグ得点王に輝くなど、ポルトでは公式戦通算182試合の出場で91ゴール56アシストを記録した。
そして、2024年夏にインテルにフリーで加入すると、公式戦43試合出場で3ゴール9アシストをマーク。また、2015年6月にデビューしたイラン代表では通算93試合出場で53ゴール24アシストを記録する活躍を見せている。
そんなタレミにはトルコのベシクタシュに続いて、30年ぶりに欧州大会出場権を獲得したノッティンガム・フォレストやプレミアリーグを11位で終えたフルアムからも関心が寄せられている模様で、争奪戦が繰り広げられているという。
一方のインテルとしては2027年6月30日まで契約を残しているものの、低調なパフォーマンスに終わったことから、1年でのタレミ売却を希望していることも伝えられている。
なお、タレミは現在開催されているFIFAクラブワールドカップ2025に出場予定だったものの、イランとイスラエルの武力紛争の激化によって首都テヘランから開催地アメリカへの渡航ができなくなり、同大会を欠場しているが、このままインテルでプレーすることなく、退団することになるのだろうか。