2024-25シーズンにUEFAスーパーカップ以外のタイトルを逃したレアル・マドリードは、カルロ・アンチェロッティ前監督(現:ブラジル代表監督)との契約を解消し、クラブOBのX・アロンソ監督を招へい。“初陣”のFIFAクラブワールドカップ2025では、初戦こそアル・ヒラルと引き分けに終わったものの、その後はパチューカとザルツブルクを下して決勝トーナメント進出を決めている。
すっかりチームの中心選手となっているベリンガムは、ここまで行われた新体制での3試合すべてに先発出場し、1ゴール1アシストと流石のパフォーマンスを披露。しかし、2023年11月に行われた試合で負傷した肩に慢性的な痛みを抱えており、「スリング(主に肩を固定するための布製のサポート)をつけてプレーするのはもううんざりだ。大会の決勝後に手術を受ける予定になっている。長い間待っていたから、もう我慢の限界だ」と明かしている。
『マルカ』が報じたところによると、手術後の離脱期間は3カ月程度と見られており、新シーズン開幕後の数試合を欠場することは確実だという。手術の実施日や回復速度によって変動の可能性はあるものの、レアル・マドリードはベリンガムの復帰時期を10月のインターナショナルマッチウィーク明けと見ているとのこと。その場合、ラ・リーガ開幕後の7、8試合、9月の代表戦、チャンピオンズリーグ(CL)の最初の2試合を欠場する見込みと報じられている。
中盤の主軸を欠いた中で重要なシーズン序盤戦を戦うこととなるレアル・マドリード。X・アロンソ監督の起用法や采配にも注目が集まる。