ウォルトメイドは2002年2月14日生まれの現在23歳で、主戦場とするセンターフォワード(CF)以外にもウイング(WG)や中盤の攻撃的ポジションでのプレーも可能。ブレーメンの下部組織出身で2019-20シーズンにトップチームデビューを飾ると、昨年夏にはシュトゥットガルトへ活躍の場を移した。2024-25シーズンは公式戦33試合で17ゴール3アシストをマークし、今月のUEFAネーションズリーグでは記念すべきドイツ代表デビューを飾っている。
今後の成長も楽しみなウォルトメイドだが、母国の盟主たるバイエルンへの移籍が現実味を帯びているようだ。報道によると、23歳の万能型ストライカーは今夏の移籍を希望しており、すでにバイエルンと2030年6月末までの5年契約を締結することで口頭合意に達したとのこと。バイエルンのクラブ幹部もすでにこの移籍を承認しており、今後はシュトゥットガルトとの交渉が行われる見込みだという。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ウォルトメイドとバイエルンが個人的な条件に関して基本合意に達しており、移籍が成立するか否かはシュトゥットガルトとの交渉次第と指摘。ウォルトメイドとシュトゥットガルトとの現行契約は2028年6月30日までとなっており、解除条項は付随していないようだ。
シュトゥットガルトはウォルトメイドの残留を熱望しているようだが、果たしてバイエルンはクラブ間合意まで漕ぎ着けることができるだろうか。今後の動向に注目が集まる。