ブラジル代表GKエデルソンがマンチェスター・シティ残留を明言した。26日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。


 2017年夏にベンフィカから加入して以降、正守護神としてマンチェスター・シティのゴールマウスを守り続けているエデルソン。公式戦通算出場試合数は371を数え、プレミアリーグ4連覇やクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献。GKとしての能力もさることながら、足元のテクニックにも定評があり、左足から放たれる強烈かつ正確なキックでプレミアリーグでは通算7アシストを記録している。

 そんなエデルソンの現行契約は2026年6月末で満了に。契約最終年が迫る中、以前からサウジ・プロフェッショナルリーグの複数クラブがその動向を注視。マンチェスター・シティが“後釜”の候補としてポルト所属のポルトガル代表GKディオゴ・コスタをリストアアップしていると報じられるなど、去就には大きな注目が集まっている。

 そうした中、FIFAクラブワールドカップ2025に参戦中のエデルソンが来る2025-26シーズンもマンチェスター・シティの一員として戦うことを明言。31歳の守護神は「僕の未来はここにある。友人から多くのニュースが送られてくるが、99%がフェイクニュースだ」と前置きした上で「僕の心はこのクラブとともにある。プレミアリーグを奪還し、CLで優勝するためにすべてを捧げるつもりだ」と新たなシーズンへ向けた意気込みを示した。

 なお、マンチェスター・シティはクラブワールドカップ・グループGでウィダード・カサブランカ(チュニジア)、アル・アイン(UAE)、ユヴェントス(イタリア)相手に3連勝を達成。決勝トーナメント1回戦ではアル・ヒラル(サウジアラビア)と対戦する。

編集部おすすめ